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土間 が/を 繋ぐノマド

​2016/12〜2017/01

​近年、地域コミュニティーの希薄化が問題視されており、一つの集合住宅内でも起こっている問題です。

「在宅勤務」「ノマドワーカ」「コワーキングスペース」

最近では、これらの言葉をようやくうよく聞くようになりました。

​時代の流れと共に、人々の「働き方」が変化し、住宅は急速する場所だけではなく仕事場を兼ねることになるでしょう。ここでは、昔ながらの町家を活用した8戸のコーポラティブハウスを提案します。

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対象敷地は関西の主要都市神戸から電車で30分の明石市大藏八幡町です。周辺には大型スーパーや娯楽施設、砂浜、飲食店、天然温泉などが広がる住宅地です。江戸時代の街道の一つである西国街道に面した町家三軒(明石市警官形成重要建築物)を保存・活用しながら、設計を進めます。

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各住居の1階には、住人たちの活動場所となる土間のstudioを設けています。その結果、住人同士の仕事を通した交流のきっかけを作ると共に、日本の伝統建築の特徴の一つである土間を取り入れることで中間領域が生まれ内外の交流を促すことができると考えました。2階は住人たちのプライベートな空間にする一方で、1階は町屋からのアクセスを確保することで、地域住民との関係を深められると期待できます。

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1階平面図兼配置図

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2階平面図

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​南北断面図

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西側立面図

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東西断面図

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南側立面図

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